学 名 |
Cerasus itosakura var. itosakura f. ascendens |
別 名 |
ヒガンザクラ、アズマザクラ、タチザクラ、イトザクラ、シダレザクラ |
分 類 |
落葉広葉樹の高木、 バラ科 サクラ属 |
原産・分布 |
本州・四国・九州、朝鮮・中国にも分布する |
特 長 |
春の彼岸ごろに花を咲かせることからヒガンザクラ(彼岸桜)、葉より先に花を咲かせることから 「葉(歯)
がない」との言葉遊びからウバザクラ(姥桜)の通称もあるが、マメザクラと本種の種間雑種であるコヒガンの通称もヒガンザクラ(彼岸桜)で、別の野生種のカンヒザクラをヒ
カンザクラ(緋寒桜)と呼ぶこともあるため、それぞれの混同に注意が必要である。樹高はふつう12- 20m ほど、高いものでは30 mを超えるものもあり、樹形は傘状になる。
花期は3 - 4月。 萼筒の基部が膨らみ、萼や葉に毛が多いのも特徴である。葉が出る前に5弁花を咲かせ、花の直径は約30ミリメートル、一重咲きの小輪の花を咲かせ花色は淡紅色でまれに白色がある。葉は互
生し、葉身は楕円形で長辺が5- 12 cm。花柱基部、花柄、葉柄などに毛が多く、がく筒が丸く膨らむつぼ形である。東京での花期は名前の通り春の彼岸ごろの3月中旬でソメイヨシノより早い
。葉が展開するより先に大量の小輪の花が咲くため見栄えが華やかであることが特徴であり、この大量の花が葉が展開するより先に咲く特徴がソメイヨシノやシダレザクラやヤエベニシダレに
受け継がれている。果期は6月。また、サクラの中では巨樹になるものがあるのも特徴で、長寿な巨樹の一本桜が多く、一例として樹齢2000年超の神代桜(山梨県)、樹齢1500年超の淡墨桜
(岐阜県)、樹齢1000年の樽見の大ザクラ(兵庫県)、醍醐桜(岡山県)、樹齢300年越の石割桜(岩手県)などが有名である。
【引用:ウイキペディア】 |
花 期 |
3-4月 |
名前の由来 |
「エド」や「アズマ」は東国を意味し、関東地方のヒガンザクラ(彼岸桜)の意味である。 |