四季の樹木・木の実・木の花
マンサク(満作、万作、金縷梅)
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学  名 Hamamelis japonica
別  名
分  類 落葉小高木、マンサク科 マンサク属
原産・分布 本州の太平洋側から九州に分布。山林に多く自生するほか、花木として栽培もされる。
特  長 葉の展開に先立って花を咲かせる。 花は2から4個が固まってつく。 黄色い花びら(花弁)は4枚で、茶色い4枚の萼片とのコントラストが美しい。 萼片も黄色いものもある。 雄しべは4本、雌しべは1本である。葉は卵形(やや菱形)で、互い違いに生える(互生)。 葉の表面は緑色、裏面は淡い緑色である。 葉には柄があり、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。 葉を干したものには止血作用がある。秋にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、黒く熟する。
【マンサクの種類】
  @アカバナマンサク(ベニバナマンサク)・・北海道及び本州の日本海側に見られる品種で文字どおり赤い花が咲き、紅葉も赤い。マルバマンサクの変種と    される。        
  Aマルバマンサク・・東北から島根までの日本海側を原産とする種で、葉の上半分が半円状になっている。
  Bニシキマンサク・・花弁の付け根や内側が赤くなる品種で、マンサクとアカバナマンサクを足したような花色になる。
  Cアテツマンサク・・中国地方と愛媛県に分布する品種で、花の中心部が紫色にならないこと、葉の細かな毛が冬季でも残っていることが特徴。  
  Dシナマンサク・・中国を原産とするマンサクで、花はより大きく、香りが強い。また、マンサクと異なり、開花時期に前年の葉が残っていることがある。
  Eベニバナトキワマンサク・・開花時期は4〜5月
  Fシロバナトキワマンサク・・開花時期は4〜5月
【引用:庭木図鑑 植木ペディア】
花  期 1〜5月
名前の由来 早春に咲くことから「まず咲く」「真っ先」が変化した説、多数の花が豊作に通じることから「万年豊作」に由来するなどの説がある。

ベニバナトキワマンサク ベニバナトキワマンサク アガバナマンサク アガバナマンサク
 マンサク マンサク シナマンサク シナマンサク
シロバナトキワマンサク シロバナトキワマンサク 撮影:2017/12/20 冬芽  撮影:2019/1/30 冬芽