四季の樹木・木の実・木の花
ナワシロイチゴ(苗代苺)
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学  名 Rubus parvifolius
別  名 アシクダシ、サツキイチゴ、ワセイチゴ、サオトメイチゴ
分  類 雑草的低木、バラ科 キイチゴ属
原産・分布 日本、朝鮮半島、中国などに分布。畑地や道路脇などによく出現する。
特  長 茎は木質化するが、立ち上がらず、他の草の上に覆い被さるように育つ。その茎から出る枝は短く立ち上がる。 茎には棘がある。葉は三出複葉、時に五出、あるいは繋がって三裂の場合もある。小葉の葉先は丸く、あらい二重の鋸歯がある。葉の表は明るい黄緑で、葉脈がくぼむのでしわがあるように見える。葉 裏は白い綿毛を密生する。葉は落葉性。花は短く立ち上がる枝の先に散房状につく。花は赤っぽい紫だが花弁が小さいので目立たない。苗代の頃に赤い実が熟すため、この名がある。花期は5-6月。日当 たりの良いところに生え、雑草的に生育する。赤紫色の花をつける。果実は食用になり、生食には向かないが、砂糖を加えてジャムにすると美味。
花  期 5〜6月
名前の由来 田植え作業である"苗代"が終わる頃に赤い実を付けることから。

撮影:2011/5/17 撮影:2013/6/16 撮影:2013/6/16 撮影:2012/6/18
撮影:2014/6/11 撮影:2014/6/11 撮影:2015/6/1 撮影:2015/5/23
撮影:2016/7/20 撮影:2016/7/20 撮影2016/8/8: 撮影:2016/12/4