四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
クスダマツメクサ(薬玉詰草)
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学  名 Trifolium campestre
別  名 ホップツメクサ(ホップの雌花に似ていることから)
分  類 一年草、マメ科 シャジクソウ属
原産・分布 西アジア、北アフリカ原産の帰化植物。空き地や道ばたなどに生える雑草。
特  長 茎は細くややジグザグ状に伸びてよく分岐し、高さ50cmほどになる。葉は3枚の楕円形の小葉からなる複葉で、小葉には上部にのみ低い鋸歯がある。葉柄基部に托葉があり、互生する。 葉腋に花序を出し、長さ5mmほどの鮮黄色の蝶形花を長さ1〜2cmほどの穂状花序に密につける。受粉すると花が下を向き、花弁が大きくなる。花弁の脈は凹み、しわになる。果実は豆果、長さ2〜3mmの楕円形。種子が1個入る。よく似たコメツブ ウマゴヤシは、葉に毛が多く、花が終わると花弁が落ちる。
花  期 5-6月
名前の由来 花序が薬玉のように見えることから。

撮影:2014/5/14 撮影:2014/5/14 撮影:2014/5/14 撮影:2015/5/24