四季の樹木・木の実・木の花
ヒマラヤトキワザンシン(ヒマラヤ常盤山査子)
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学  名 Pyracantha crenulata
別  名 カザンデマリ、ピラカンサ、インドトキワサンザシ
分  類 常緑低木、バラ科 トキワサンザシ属
原産・分布 ヒマラヤ原産。花畑、庭、道端に生育。
特  長 タチバナモドキ、カザンデマリ、トキワサンザシを総称してピラカンサと呼ばれている。庭によく植えられており、逸出したものが見られる。 世界に広く帰化し問題になっている。南アフリカでは橙色の果実、オーストラリアでは暗赤色の果実のものなど種類も多い。果実の色も濃い。枝は暗褐色、刺があり、はじめ褐色の毛があり、後に無毛。葉柄は長さ3〜6o、 無毛。葉は長さ2〜7p、幅.8〜18oの惰円形〜倒披針形、幅がやや狭く、先は鋭頭〜鈍頭、両面とも無毛、小さい鈍鋸歯縁。直径3〜5pの散形花序に花が多数つく。花柄は初期に褐色の毛がある。小花柄は長さ4〜10o、無毛。 花は直径6〜9o。花托筒は鐘形、無毛。萼片は長さ1〜1.2o、三角形、無毛。花弁は長さ4〜5o、幅3〜4o。雄しべ20個、花糸は長さ2〜3o。ナシ状果は橙黄色〜橙赤色、直径3〜8oのほぼ球形、萼片が残る。種子は5個入 り、長さ約3o、黒褐色。
花  期 4〜5月
名前の由来 ヒマラヤ地方が原産のトキワサンザシの意。

撮影:2017/6/7 撮影:2017/6/7 撮影:2012/6/22 撮影:2020/10/21
撮影:2012/1/5 撮影:2012/1/5 撮影:2017/1/8 撮影:2017/11/8