特 長 |
樹高は15 - 20m になり、幹は直立する。幹や枝の樹皮は緑色で、小枝は太い。若木の樹皮は緑色で滑ら かだが、生長と共に灰褐色を帯びて縦に浅い筋が入るようになる。葉は互生し、長い葉柄がつき、葉身は大きくて薄く、卵形で掌状に浅く3
- 5裂する。葉身の基部は心臓形で、鋸歯はない。芽 吹きはじめの葉は大きく、幼葉の表面、葉枝に淡い赤茶色の軟らかい毛があり、よく目立つ。花期は初夏から夏(5
- 7月)で、枝先に大形の円錐花序を出して、雄花と雌花が混じり、黄白色か ら黄緑色の5弁の小花を群生する。がく片は5個で、花弁はない。果実は刮ハで草質、秋(10月ころ)に熟すが、完熟前に5片に裂開し、1片の長さが7
- 10cm ほどある舟の形のような裂片(心皮) の縁辺に、まだ緑色のエンドウマメくらいの小球状の種子を1 - 5個ほど付ける。種子は球形で径4
- 6mm、のちに黄褐色から茶色に変化し、表面に皺があり硬い。冬でも、さやが割れて縁に丸い 種子を付けた実を見ることができる。頂芽は径8 -
15 mm ほどある大きな半球形で、赤茶色の毛が密生した多数の芽鱗に包まれている。側芽は球形で小さく、枝に互生する。葉痕上部に托葉痕が ある。葉痕はほぼ円形で、小さな維管束痕が多数ある。
【引用:ウイキペディア】 |