アオハダ

学　　名	Ilex macropoda
別　　名	アオサ、ウメモドキ、クマネリ
分　　類	落葉高木、モチノキ科モチノキ属
原産・分布	北海道から九州に分布。明るい山地に生える
特　　長	雌雄異株。葉は単葉で、長枝に互生し、短枝の先には束生する。葉身は卵形～広卵形で、先は短鋭頭で基部は円形、縁には低い鋸歯がある。表面にはわずかに細毛があり、裏面は淡緑色で脈上に開出毛がある。花は短枝の先に集まってつく。束生した葉と一緒に、小さな緑白色の花が咲くのであまり目立たない。花弁は4 枚、雄しべが4個。雄花は雌しべが退化して見えない。果実はほぼ球形の核果で、秋に赤く熟す。冬に葉が落ちても実がきれいに残ることが多いので目立つ。鳥による被食型散布の実である。1つの果実の中に3～4個の固い種子(正確には核)が入る。ミカンの房のような形で、表面は縦の稜がある。
花　　期	5-6月
名前の由来	樹皮が薄く、爪などで簡単に剥がれ、緑色の内皮が見えることから。