ベニバナツクバネウツギ(紅花衝羽根空木) |
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学 名 | Abelia spathulata var. sanguinea |
別 名 | ベニバナノツクバネウツギ(紅花の衝羽根空木) |
分 類 | 落葉低木、スイカズラ科 ツクバネウツギ属 |
原産・分布 | |
特 長 | ツクバネウツギ の変種で、高所(1000〜2000メートル)に自生する。 若枝は細くて赤褐色で、よく分枝する。古枝は灰褐色。 葉は先の細くなった長さ2〜6センチの卵形〜楕円状卵形で、
不規則な鋸歯があり、対生する。 新枝の先に紅色の花を1〜2個ずつ咲かせる。 長さ5〜10ミリの花柄のように見えるのは細長い子房であり、 花冠は長さ2〜3センチの漏斗状で、上唇は2裂、下唇は3裂する。
下唇の内側に橙色の網状紋がある。 萼は褐色で5枚ある。 果実は長さ8〜14mmの棒状のそう果で、 先端に萼片がプロペラ状(羽つきの羽状)になって残る。 【同じ仲間の識別点: ツクバネウツギ、 コツクバネウツギ、 ベニバナノツクバネウツギ、 タイワンツクバネウツギ、 アベリア】 ツクバネウツギ:花は白で2〜3cmのが2個ずつつき、内側に橙色の網目模様あり、萼は褐色で5枚。 コツクバネウツギ:花は黄白色で1〜2cmのが1〜7個、内側に橙色の網目模様あり、萼2枚 ベニバナツクバネウツギ:花は紅で2〜3cmのが2個ずつつき、内側に橙色の網目模様あり、萼5枚。 タイワンツクバネウツギ:花は長さ0.5〜1cmで白く、萼は淡褐色で5枚。 アベリア:花は白で1.5〜2cmのが数個ずつつき、萼は褐色で5枚が多く、花期長く、不稔。 |
花 期 | 5〜6月 |
名前の由来 | 紅色のツクバネウツギ。ツクバネは羽根つきの羽根に似ていることから。 |
撮影:2007.7.8 | 撮影:2011.9.7 | 撮影:2015/6/10 | 撮影:2016/5/5 |
撮影:2017/6/11 | 撮影:2017/6/11 | 撮影:2017/6/16 | 撮影:2017/6/16 |