ベニウツギ(紅空木) |
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学 名 | Weigela hortensis hybrida |
別 名 | タニウツギ |
分 類 | 耐寒性落葉低木、スイカズラ科 タニウツギ属 |
原産・分布 | 東北、北陸、山陰と、日本海側に分布。山地の谷間や渓流沿いに生える。 |
特 長 | タニウツギの園芸種。、花の紅色が濃く、花冠の内側も紅色であり、 萼も有毛。 株立ちとなり、
樹皮は灰褐色で縦に裂けてはがれ落ちる。 葉は先が鋭くとがった4〜10センチの卵状楕円形で鋸歯があり、 裏に白い毛があり、対生し、葉柄は赤みを帯びる。 初夏に枝先や
上部の葉腋の散房花序に濃い紅色の花をつける。 花冠は長さ2.5センチの漏斗状で、先は5裂し、 花柱は白くて花筒から少し突き出る。 果実は長さ1.2〜1.8ミリの円筒形のか
たい朔果をつけ、 10月ごろ熟すと上部が2裂して長さ1ミリぐらいの楕円形の種子がでる。 【識別点: ニシキウツギ、 ハコネウツギ、 ベニウツギ、 ヤブウツギ】 ニシキウツギ:花が白→紅色に変化、萼有毛、葉裏脈上に毛。 ハコネウツギ:花が白→紅紫色に変化、葉裏は無毛に近い。 ベニウツギ :花は濃紅色で内側も紅色、萼有毛、葉裏に白毛密生。 ヤブウツギ :花は濃い紅色、萼と若枝に開出毛密生、葉裏にも開出毛。 |
花 期 | 5〜6月 |
名前の由来 | 濃紅色の花を付けることから“紅”で、ウツギ(空木)と同様に茎が中空なことから。 |
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撮影:2013/5/31 | 撮影:2013/5/31 | 撮影:2013/5/31 | 撮影: |