学 名 |
Magnolia hypoleuca |
別 名 |
ホオガシワ |
分 類 |
落葉高木、モクレン科 モクレン属 |
原産・分布 |
北海道、本州、四国、九州、中国 |
特 長 |
大きくなる木で、樹高30 m、直径1 m以上になるものもある。樹皮は灰白色、きめが細かく、裂け目を生じない。 葉は大きく、長さ20 cm以上、時に40
cmにもなり、葉の大きさではトチノキに並ぶ。葉柄は3-4 cmと短い。葉の形は倒卵状楕円形、やや白っぽい明るい緑で、裏面は白い粉を吹 く。互生するが、枝先に束生し、輪生状に見える。花も大型で大人
の掌に余る白い花が輪生状の葉の真ん中から顔を出し、真上に向かって開花する。白色または淡黄色、6月ごろ
咲き芳香がある。ホオノキは花びらの数が多くらせん状に配列し、がく片と花弁の区別が明瞭ではないなど、モクレン科の植物の比較的原始的な特徴を受け継いでいる。果実は
袋果で、たくさんの袋がついており、各袋に0 -2個の種子が入っている。 葉は芳香があり、殺菌作用があるため食材を包んで、朴葉寿司、朴葉餅などに使われる。
【引用:ウイキペディア】 |
花 期 |
花は5〜6月頃、枝の先に上向きに付く。芳香があり、花弁は6〜9枚。初めは白色、後に黄変する。雌性先熟性があり、
開花後は雌性、翌日に雄性、さらに翌日には生殖機能を失う。 |
名前の由来 |
この葉は古代には食物を盛る器として用いられ,「ホオノキ(朴の木)」の名前も食物を包んだこと(包=ホウ)
に由来するということです。 今でもこの葉は器として利用されており,この葉の上に味噌を乗せて焼いた朴葉味噌は飛騨の郷土料理として知られています。 朴葉味噌に使われ
る葉は,落葉した葉を干したものです。 |