四季の樹木・木の実・木の花
マンリョウ(万両)
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学  名 Ardisia crenata
別  名 アカギ
分  類 常緑小低木、サクラソウ科 ヤブコウジ属
原産・分布 本州(関東以西)、四国、九州、沖縄に分布。暖地の照葉樹林内に自生する。
特  長 庭にもよく植えられている。野鳥により実が運ばれ、よく増えるので、人家に近い林内では、自生かどうか区別できない。 茎は直立し、高さは1mくらいまでなる。上部で開出する、小枝をまばらに出す。木は小さいが、細根が少なく、移植は難しい。実生を育てるなら、果肉を取り除いてから、種子を蒔く。 葉は互生し、葉身は長楕円形で、質は厚い。縁は、波状の鋸歯がある。花は月頃、小枝の先に、散房状の花序をつける。花冠は白色で5裂する。雄しべは黄色い三角形になる。果実は球形 で、冬に赤く熟す。ときに白い実や、黄色の実がある。この赤い実が綺麗なので、庭木にしたり、正月の飾りに、赤い実と白い実とが使われる。
【引用:jugemusha.com】
花  期 7〜8月
名前の由来 中国の古い植物名として「百両金」という名が江戸時代の初めに伝わり、当時の園芸家がカラタチバナを当てた のが始まり とされる。より大きく、実の多い(中国名で草珊瑚と呼ばれていた)植物をセンリョウと呼び、さらに江戸中期に本種のマンリョウの命名があった。マンリョウは以前はアカギと呼ばれてい た。あとはついでの命名のようだ。正月飾りで「千両、万両、アリドウシ」と縁起をかつぎ、アリドウシがイチリョウになった。

撮影:2016/12/18 撮影:2018/1/4 撮影:2016/1/3 撮影:2017/8/6
撮影:2017/8/6 撮影:2017/8/6 撮影:2016/10/27 撮影: