四季の樹木・木の実・木の花
餅の木、黐の木、細葉冬青
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学  名 Ilex integra
別  名 ホンモチ
分  類 常緑広葉樹の中高木、モチノキ科 モチノキ属
原産・分布 東北地方中部以南(宮城県・山形県以西)の本州、四国、九州に分布。沿岸の山地や、暖地の山地に自生する。
特  長 雌雄異株で、株単位で性転換する特性がある。樹皮は灰色で、皮目以外は滑らか。一年枝は緑色で無毛である。 葉は互生するが、 枝先はやや輪生状に見える。葉身は長さ4 - 7センチメートル 、幅2 - 3 cmの楕円形・倒卵状楕円形で、革質で濃緑色をしている。葉は水分を多く含んでいる。 開花期は春(4月ごろ)で、雄花 ・雌花ともに直径約8ミリメートル の黄緑色の小花が、葉の付け根に雄花は数個ずつ、雌花は1 - 2個ずつつける。花弁はうすい黄色でごく短い枝に束になって咲く。雄花には4本の雄蕊、雌花に は緑色の大きな円柱形の子房と退化した雄蕊がある。 果実は直径10 - 15 mmの球形の核果で、内部に種子が1個ある。はじめは淡緑色だが、晩秋(11月)に熟すと赤色になり、鳥が好んで食べる 。果実の先端には浅く裂けた花柱が黒く残る。実は冬まで残り、長く枝に残るものは黒くなる。 冬芽のうち、花芽は雄株・雌株ともに葉の付け根につき、雄株のほうが花芽は多い。頂芽は円錐形 で小さい。葉痕は半円形で、維管束痕は1個つく。
【引用:ウイキペデア】
花  期 4月頃
名前の由来 樹皮から鳥黐(とりもち)の原料を採ることに由来。

雄花 雄花 雌花 雌花
果実 2012/6/23 果実 2016/1/8 果実 果実