学 名 |
Albizia julibrissin |
別 名 |
ネム、ネブ |
分 類 |
落葉広葉樹の小高木または中高木、ネムノキ科 ネムノキ属 |
原産・分布 |
本州・四国・九州に分布。各地の山野、原野、河岸に自生する。 |
特 長 |
高さは6 - 10mになる。生長は早いほうで、枝は横に広がる。葉は大型の2回偶数羽状複葉で、 多くの小葉をつけ、夜は小葉が閉じる。 花期は夏(6-7月)で、小枝の先から花柄を出して、淡紅色の花が10
- 20個集まって頭状花序のようにつき、夕方に開き、翌日にはしぼむ]。萼は小 さく、花冠は筒状で上部が5裂する。雄しべの花糸は淡紅色で長く、花の外に突き出て目立つ。香りは桃のように甘い。マメ科に属するが、マメ亜科に特徴的な蝶形花とは大きく異なり、花弁が
目立たない。果実は豆果(莢果)で、広線形で細長く、扁平である。莢は長さ10 - 15cmの長楕円形で、中に長さ10 - 15mmの楕円形の種子が10-15個ほど入る。果実
は10 - 12月に褐色に熟す。 陽樹であり、荒れ地に最初に侵入する先駆種である。芽吹くのは遅いが、成長は他の木と比較すると迅速である。ネムノキの就眠運動は、葉の付け根の膨らんだ部分
(葉枕)の内部圧力を変化させる仕組みにより葉を開閉する。周囲が暗くなると葉を閉じる。
【引用:ウイキペデア】 |
花 期 |
6〜7月 |
名前の由来 |
夜になると葉が合わさって閉じて(就眠運動)眠るように見えることに由来。 |