四季の樹木・木の実・木の花
サルトリイバラ(猿捕茨)
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学  名 Smilax china
別  名 ガンタチイバラ、カラタチイバラ、カカラ、カメイバラ、コバンノキ、サンキライ(山帰来)。
分  類 多年生植物半低木、サルトリイバラ科 シオデ属
原産・分布 北海道から九州、沖縄に分布。 山野や丘陵の林縁や林内などに自生し、日が当たり水はけのよい場所を好む。
特  長 根茎は、固く屈曲していて、横に這って太い。茎の長さは70センチメートルから数メートル で、根元は太いが、緑色の枝は細 くてたくさん分枝し、つる状に伸びて棘と巻きひげで絡まってやぶを作る。高さ2 - 3 mほどになり、棘がある茎は硬く、全体が緑色で紫褐色が混じり、這うように伸びて節ごとにジグザグ状に曲がって枯れた葉柄基 部が残り、ほかの低木の枝から枝へと絡みつく。茎には毛がなく、固い棘が所々まばらに生えるが、しばしば棘がないものもある。茎断面は維管束痕が散在する。葉は互生し、葉身の長さ3 - 12 cmの円形から広卵形 、または広楕円形で、基部は円く、葉先は尖って突端が少し凹んでいる。葉は葉軸を中心にやや折れ曲がっている。葉質は革質で硬く、全縁で表面には光沢があり、くっきりした3 - 5本の葉脈が入り葉の先端で合流 する。葉柄は短く、托葉の先が変化した巻きひげは、1対ずつついて長くなって絡みつく。新芽は赤みを帯びて、葉が大きく生長するまでは、舟の帆のように立ってつき、目立つ。花期は初夏(4 - 7月)。新葉ととも に葉腋より花茎を出して、散形花序を伸ばし、淡黄緑色の多数の小花が集まって咲く。花の6枚の花被片は先端が反り返る。雄花には雄蘂が6本、雌花には子房が3室・柱頭が3本ある。
【引用:ウイキペディア】
花  期 4〜5月
名前の由来 刺のあり茎を伸ばして、蔓(つる)を生かして枝から枝へと絡み付き、藪(やぶ)のようになったところに猿が追い込まれると、 動けなくなってしまうと言う事から。

撮影:2011/8/10 撮影:2012/5/5  撮影:2012/5/6 撮影:2013/5/31
撮影:2012/8/6 撮影:2012/5/6 雌花 撮影:2013/4/30 雄花  撮影:2012/10/24
撮影:2017/7/12 撮影:2014/6/1 撮影:2014/6/1 撮影:2015/2/28 冬芽