学 名 |
Camellia sasanqua |
別 名 |
イワハナビ(岩花火)、ヒメツバキ(姫椿)、ヤブサザンカ(藪山茶花) |
分 類 |
常緑広葉樹の小高木、ツバキ科 ツバキ属 |
原産・分布 |
日本固有種。本州の山口県、四国、九州、沖縄に分布。 |
特 長 |
樹皮は淡灰褐色で表面は平滑である。一年枝ははじめ紅紫色で毛が生えている。葉は長さ2 - 5cm 程度の鋸歯の ある楕円形でツバキよりも小さく、
やや厚くツヤがあり、互生する。花期は、10月〜翌年の4月で、5枚の花弁の花を咲かせ る。野生の自生種では花色は部分的に淡い桃色を交えた白色であるのに対し、植栽される園芸品種の花の色は、赤色や白色やピンクなど
様々である。花弁が1枚ごとに散るので 、ツバキとは区別がつく。花が咲いたあとに直径2 cm 程度の球形の果実がつく。果実の表面には短い毛が生えており、開花の翌年の秋に表皮が3つに裂けて、中から2 - 3個の 黒褐色を
した種子が出る。冬芽は葉の付け根につき、花芽や葉芽はツバキに似るが全体に小ぶりである。花芽は広楕円形で白い毛があり、夏頃に見られる。葉芽はやや平たい 長卵形で毛があり、5- 7枚の芽鱗に包まれている。
【引用:ウイキペディア】 |
花 期 |
10月〜翌年4月 |
名前の由来 |
サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれる。 もとは「さんざか」と言ったが、音位転換した現在の読みが定着した。 |