特 長 |
株立ちで樹高0.2 - 1メートル の低木。樹皮は若い枝は暗褐色で、生長と共に灰褐色または暗褐色となり、なめらか、縦に裂けてはがれる。
枝には稜はなくほぼ円柱形。 葉は単葉で互生し、葉身は長さ1 - 8センチメートル 、幅2 - 4 cmの披針形、卵形または広卵形で、先は尖り、縁に不揃いの重鋸歯がある。葉身の最大幅は基部寄り - 中央で、葉身の基
部は円形 - くさび形、葉柄は長さ1 - 5ミリメートル。葉の表面は緑色、無毛またはやや密に短毛が生え、葉脈はへこみ、質は膜質 - 革質。葉の裏面は淡緑色または粉白色で、葉脈は隆起し、白色 - 淡黄色の軟毛が
生え、ときに無毛。葉身の形や大きさ、毛の変異が多い。子葉は楕円形。 開花時期は5 - 8月。本年枝の枝先に頂端が平らな複散房形花序に多数の花を付ける。両性花で、香気があり、花の直径は3 - 6 mm。花の色は
濃紅色、紅色、薄紅色、稀に白色[5]などがある。花弁は5個、楕円形 - 広楕円形で、長さ2.5 - 3.5 mm、幅1.5 - 3 mm。雄蕊は25 - 30個で花弁よりも長い。雌蕊は5個、花柱は無毛で長さ1 - 1.5 mm。 果実は長さ2 - 3 mm
で球形の袋果で、腹縫合線上に毛があり、5個集まってつく。表面に光沢があり、先端に花柱が残り、9 - 10月に熟して裂開する。
【引用:ウイキペディア】 |