四季の樹木・木の実・木の花
ツノハシバミ(角榛)
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学  名 Corylus sieboldiana
別  名 ナガハシバミ、ウシナツグリ、ナツグリ
分  類 落葉低木、カバノキ科 ハシバミ属
原産・分布 北海道・本州・四国・九州に分布。温帯山地の日当りのよい林縁に生育する。
特  長 樹高2〜3m。株立状。樹皮は淡灰褐色でなめらか。円形または横に長い皮目。葉は倒卵形 または 楕円形。長さ5〜11cm、幅は3〜7cm。葉の表面は淡い緑色。裏面は緑色。両面ともまばらな毛。葉縁は不整の重鋸歯。葉先は急鋭尖頭となる。側脈は8〜10対。花 は葉の展開と同時に咲く。雄花序は長さ3〜13cm。雄花は苞の内側に1個ずつつく。雌花は数個ずつ頭状につく。赤い柱頭だけが芽鱗からのぞく。果実は堅果。花の後、雌花の小 苞は筒状になって雌花を包み、くちばし状となる。また、果実は脂肪が多く、風味が良く美味く、生でも食べられる。
花  期 3〜4月
名前の由来 果実を包む苞が角の形をしていることから。

撮影:2012/4/2 2013/4/4 雄花 撮影:2016/3/31 雌花 撮影:2011/8/6 果実
撮影:2012/10/17 2012/10/17 (冬芽) 撮影:2013/7/15 果実 撮影:2013/7/15 果実
撮影:2015/3/6 撮影:2015/3/6 撮影:2017/3/24 雌花 撮影:2019/3/29 雌花