四季の樹木・木の実・木の花
ヤエザクラ(八重桜)
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学  名 Prunus lannesiana
別  名 ボタンザクラ(牡丹桜)
分  類 バラ科サクラ属
原産・分布
特  長 八重桜(やえざくら)は八重咲きになるサクラの総称。ヤマザクラ、オオシマザクラなどサクラ類のいくつ かの原種をもとに作られたものが多い。 園芸品種が多く、様々な枝ぶり、花色があり、ソメイヨシノよりやや遅れて4月下旬から5月上旬にかけて開花するものが多い。
【代表的な品種】
  @カンザン(関山) :大型の八重咲きで、ピンク色が濃く、花びらの重なりが多いのが特徴。
  Aフゲンゾウ(普賢象) :室町時代からあったといわれる古い品種。
  Bショウゲツ(松月) :花びらの端は赤く中心は白い、満開後は全体的に白っぽくなります。
  Cギョイコウ(御衣黄) :花が開いたときには緑色で、次第に緑色は薄れて黄緑色から黄色になり、やがて中心部が筋状に赤くなる。
  Dオオムラザクラ(大村桜):一本の雄しべが、外花と内花を串刺しにしたようになっています。
  Eクシマザクラ(玖島桜) :花は淡紅色、花びらの数は40〜50枚。
花   期 3-4月。
名前の由来 「アブラ」は「油」、「チャン」は「瀝青」のことを指す。つまり「油瀝青」ということで、木全体に油が多いことが名前の由来。

関山 普賢象 御衣黄 松月
玖島桜 撮影:2015/3/23 撮影:2016/3/23 撮影:2019/4/3