四季の樹木・木の実・木の花
ヤマガシュウ(山何首烏)
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学  名 Smilax sieboldii
別  名 サイカチバラ
分  類 落葉つる性半低木、ユリ科シオデ属
原産・分布 本州、四国、九州に分布。低山〜山地の林縁、落葉広葉樹の疎林内などに生育する。
特  長 雌雄異株。茎に稜が多く、ふつうトゲがあり、よく分枝し、冬期にも枯れずに越冬する。 葉は卵形で、長さ5〜12cm、5脈あり、鋭尖頭、基部は心形、両面無毛で光沢がある。 巻きひげは托葉の変化したもので、葉柄の中部以下に2個つき、長い。葉柄は巻きひげのある部分から下方は、扁平でやや幅が広くなる。 花序は散形。花被片は長楕円形、長さ4〜5mm、斜開または平開し、先は少し外曲する。葯は長さ約1.2mm。 液果は球形で紫黒色に熟し径6mm内外。近縁種にタチシオデ、シオデなど。
花  期 5〜6月

名前の由来
山地に生え、葉が何首烏(かしゅう:タデ科のツルドクダミの中国名)、または、ヤマノイモ科のカシュウイモの葉に似ていることから。

撮影:2014/5/15 撮影:2014/5/15 撮影:2018/5/24 撮影:2016/5/12
撮影:2014/5/27 撮影:2014/5/27 撮影:2016/5/27 撮影:2014/5/27
撮影:2014/5/14 撮影:2014/12/8 撮影:2014/7/7 撮影:2016/1/15