アカネスミレ

学　　名	Viola phalacrocarpa
分　　類	多年草、スミレ科スミレ属
原産・分布	北海道、本州、四国、九州、全域に普通に分布。雑木林や草地、畑の土手などに生える
特　　長	地上茎のない。葉は、長さ４ｃｍ前後で通常三角状卵型ですが、円形に近いものから長三角形まで変異が大きい。ただ、いずれにしても葉が葉柄の先につくので似たスミレとは区別できます。花期が終わると葉が大きくなり、長さ８ｃｍほどにもなります。アカネスミレは、一株の花数が多いことが多く、見分ける際の目安の一つになります。花色は濃紅紫色で、花弁は長さ１ｃｍほどです。葉などに毛が多いのが特徴で、毛がないものを変種のオカスミレとして区別しています。ただ、中間的なものもあり、確信をもって同定するのは難しいものがあります。転載…「多摩丘陵の植物と里山の研究室」
花　　期	4月～5月