学 名 |
Trillium smallii |
別 名 |
タチアオイ |
分 類 |
多年草、ユリ科 エンレイソウ属 |
原産・分布 |
北海道、本州、四国、九州に分布し、低地や山林のやや湿った場所に生える |
特 長 |
太く短い根茎から、高さ20-50cmの茎が一本伸び、その先端に3枚の葉を輪生する。葉は葉柄を持たず、茎から直接生ずる。葉の形状は丸み
を帯びたひし形で、直径は10-20cm。3枚の葉の中心から短い花柄が伸び、小さな花をつける。花は花弁を持たず3枚の緑色または濃紫色のがく片を持ち、横向きに咲く。黒く熟した果実は食用となる。
根茎は中国では延齢草根と呼ばれ、古くから胃腸薬や催吐剤などの薬草とされるが、サポニンなどの有毒成分を含む有毒植物であり、過量に服用すれば、嘔吐、下痢などの中毒症状を起こす。
【引用:ウイキペディア】 |
花 期 |
4-5月 |
名前の由来 |
中国ではこのエンレイソウの根を「延齢草根」と呼び、民間薬として用いられている。腹痛や食あたりに胃腸薬として、また、高血圧や神経が
弱っている時などに乾燥させた根を煮出して飲む。このように薬として用いられて胃腸などの症状が治り命ながらえた人がいたことから延齢草と呼ばれてきた・・とされている。 |