四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
フクジュソウ(福寿草)
HOME  BACK
学  名 Adonis ramosa
別  名 ガンジツソウ(元日草)
分  類 多年草、キンポウゲ科 フクジュソウ属
原産・分布 在来種。北海道〜九州分布。山地の林内に生育する。
特  長 多年草。高さ10〜30p。根茎は太く、黒褐色。全草に毒性があり、根の毒性が強い。茎は中実、直立し、茎の基部からも分枝する。葉は互生し、 3〜4回羽状複葉。小葉は広卵形、深裂し、裂片は線状披針形。葉はほとんど無毛で、葉裏に微毛がわずかに散生する程度。早春に花をつけ、葉が大きくなる前に開花し始める。1茎1花〜1茎多花(2〜4個)。花は枝 先につき、黄色、直径3〜4p。花弁は11〜15(北海道9〜19)個と一定しない。花弁の外面は紫色又は暗紫色を帯びる。萼片は5〜8(北海道5〜10)[約5]個、外面が暗紫緑色。花弁/咢片の長さ比は約0.9〜1.3(平均 1.1〜1.2)。雄しべ多数。雌しべ多数。蜜腺はなく、果托に微毛がある。集合果は惰円形〜類球形。痩果は長さ3〜4o、曲がった柱頭が残る。
【引用:三河の植物観察】
花  期 2-4月
名前の由来 旧暦の元日頃に花を咲かせるため、江戸初期から新年を祝う花として正月の床飾りに用いられたことから、めでたい「福寿」の佳名が付けられた。

撮影:2012/3/15 撮影:2012/3/21 撮影:2013/3/5 撮影:2013/3/5
撮影:2014/2/24 撮影:2015/2/11 撮影:2016/2/10 撮影:2016/3/2