四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ゲンノショウコ(現の証拠)
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学  名 Geranium thunbergii
別  名 ミコシグサ(神輿草:実が熟すと裂開して種を飛ばし、その姿が御輿の屋根のようなユニークな形状になることから。
分  類 多年草、フウロ科 フウロソウ属
原産・分布 日本全土に分布。山野や道端に普通に見られる。
特  長 高さ30〜60cm。茎や葉には毛があり、茎の上部、葉柄、花柄、萼には腺毛がまじる。葉は掌状に3〜5深裂する。若葉には紫黒色の 斑点がある。花は長い花柄の先に2個つき、紅紫色または淡紅色、白色で直径1〜1.5cm。東日本は白い花、西日本には紅紫色の花が多い。花弁と萼片は5個。花柱は5裂する。さく果は長さ約1.5cm で短毛と腺毛が多い。心皮の上部がくちばし状にのび、その下端に種子がある。熟すと5裂し、裂片は種子を1個ずつ巻き上げる。根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、また茶としても飲用する。
花  期 7-10月
名前の由来 煎じて飲むとその効果がすぐ現れるところから。

撮影:2011/11/16 撮影:2011/10/20 撮影:2013/7/14 撮影:
撮影:2012/9/18 撮影:2012/9/18 撮影:2012/11/11 影:2013/11/15
撮影:2014/10/27 撮影:2014/10/27