四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ゴマナ(胡麻菜)
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学  名 Aster glehnii var. hondoensis 
別  名
分  類 多年草、キク科 シオン属
原産・分布 日本固有種。本州、四国、九州に分布。山地のやや湿った草原、道端などに生育。
特  長  茎や葉に細かい毛があり、ざらつく。葉は互生し、長さ13〜19pと大きく、先が尖り、基部は楔形の長楕円形、縁に鋸歯がある。葉脈が深く、 ゴマの葉に似ているのが特徴である。大きな散房状の花序になり、直径約15oの小さな頭花を多数つける。舌状花は雌性、白色で多数。筒状花は両性、黄色。舌状花、筒状花ともに冠毛がある。総苞は長さ3〜3.5o、 毛が多い。痩果は長楕円形、白色の冠毛がつく。  エゾゴマナは花がやや大きく、総苞が長さ4〜5o。  イナカギクは葉にビロード状の毛があり、葉元から1/3のところで急に狭くなり、基部がやや茎を抱く。  シロヨメナは葉にほとんど毛がない。
花  期 9-10月
名前の由来 葉がゴマの葉に似ることからゴマ(胡麻)、食用になることからナ(菜)がつけられた。

撮影:2011/9/25 撮影:2011/9/25 撮影: 撮影: