四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ハイミチヤナギ(這道柳)
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学  名 Polygonum arenastum Boreau
別  名 コゴメミチヤナギ
分  類 一年草、タデ科 ミチヤナギ属
原産・分布 ヨーロッパ原産の帰化植物。北海道、本州、道端や荒地、踏みつけられる所に多い。
特  長 茎は節間が短く、よく分枝し、地を這って広がる。ただし、生育状況によっては直立することもあるという。葉は互生し、 青味がか った緑色、長さ5〜20o、(幅2〜7o)の狭卵形(線形〜狭惰円形)、やや鈍頭で、上部や側枝の葉はやや小さくなる。葉の基部には膜質の托葉鞘があり、2深裂する。花は直径 約4o、葉腋に2〜8個、束生し、花被は長さ2〜3.2o、5個に中裂し、筒部は花冠の長さの30〜50%。花被片は緑色、縁が白色〜淡紅色。蕾は淡紅色。雄しべ6〜8個、雌しべ1個。痩果は花 披に包まれて大きくなり、褐色になった花被に包まれたまま、完熟して落ちる。痩果は暗褐色、長さ2〜3o、2面が凸面、1面がやや凹面、光沢はない。痩果は1面が狭く、凹面ともいわれ ている。
【引用:三河の植物観察】
花  期 8月〜10月
名前の由来 葉がヤナギの葉に似ていることから。ハイは茎が這うことから。
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撮影:2012/10/21 撮影:2012/10/21 撮影:2012/10/21 撮影:2012/10/21