学 名 |
Bistorta tenuicaulis |
別 名 |
イロハソウ。名前の由来:、春早く咲くので「いろは48文字」の最初の<イロハ>にたとえたものである。 |
分 類 |
多年草、タデ科 イブキトラノオ属 |
原産・分布 |
日本固有種。本州の福島県南部以西から和歌山県までの太平洋側・山口県、四国、九州に分布。山地の木陰、沢沿いの林床などに生育する。 |
特 長 |
根茎は長く、節が球状に肥厚し、暗褐色で、地表または地中を浅く横に這う。茎は直立し、高さは3-14cmになる。
根出葉は2-3個あり、 長い葉柄をもち、葉身は楕円形から長楕円形または卵状楕円形で、長さ2-10cm、先端は短鋭形、縁は全縁、基部はくさび形になって葉柄に沿って流れ、質は薄い。花の頃
は小さいが、花後に卵形の大型の葉を展開する。茎につく葉は小型で1-2個が互生し、短い葉柄がある。花期は4月。茎先につく花序は長さ1-3cm、径6-10mmで、密につき、花柄は
長さ1.5-3mmになる。花冠裂片に見えるのは萼裂片で、萼は白色で5深裂し、裂片は長さ2.5-3.5mmになり、わずかに斜上する。雄蕊は8個あり、萼片より長く、葯は濃紫色で萼片を突き出る。
花柱は3個あり、糸状。果実は広楕円形の痩果で、褐色で光沢があり、長さ2.5-3mmになる。
【引用:ウイキペディア】 |
花 期 |
4-5月。 |
名前の由来 |
春早く開花し、花穂を虎の尾のように出すことからつけられた。 |