| 学 名 |
Achyranthes bidentata var. japonica |
| 別 名 |
イノコヅチ。名前の由来：茎の節が膨らんでいて、猪子の膝のように見えることから、これを槌に見立ててこの名がついた。 |
| 分 類 |
多年草、ヒユ科 イノコヅチ属 |
| 原産・分布 |
本州、四国、九州に分布。林内、山野、路傍、藪などいたるところに生えている。 |
| 特 長 |
茎の断面は四角形で節が固い。 草丈は、高さは1m 近くになる。 葉は対生して、先の尖っている楕円形、長さは15cm ほど、両面に毛がある。 ヒナタイノコヅチよりも、葉質は薄く、毛は少ない。花期は夏から秋（8
- 9月）にかけて、茎の上部または葉腋から10 - 20 cmの細長い穂状花序を出して、地味で目立たない緑色の小花を多くつける。小さ く尖った苞葉は花の基部に2個あり、果実の熟後も小苞となって果実の外側に2本のとげ状となって残り、外側に向かって少し反り返って動物や衣服に付着し、それによって種子を散布する。果実は胞果で、
花後に閉じた花被片（萼片）に包まれて、果軸に下向きにぴったりつく。長楕円形の果実（胞果）の果皮は膜質で、中に種子が1個ある。イノコヅチの根を乾燥させて作った漢方薬（生薬）を牛膝（ごしつ）
といい、利尿、強精、通精、通経薬とする。よく似た仲間にヒナタイノコヅチ、ヤナギイノコヅチがある。
【引用：ウイキペディア】 |
| 花 期 |
8〜9月 |
| 名前の由来 |
ヒナタイノコヅチと対比してつけられた名前である。 |
