四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
カナムグラ(鉄葎)
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学  名 Humulus scandens
別  名
分  類 雌雄異株のつる植物で一年草、アサ科 カラハナソウ属
原産・分布 日本全国から中国、台湾に分布。原野や道端、荒れ地などの日当たりの良い場所に自生する
特  長 葉は長い葉柄で対生し、葉身の長さ5 - 12cm程度の5 - 7裂に深く切れ込んだ掌状で、葉縁に鋸歯が多く、葉の表面は荒い毛があってザラつく。 花期は晩夏から秋にかけて(8月 - 10月)で、雄株は分枝した花茎を伸ばし、円錐花序にまばらにつき、細かい淡緑色の雄花を多数つける。雄花の花被はふつう4個あり、雄しべは大きな葯がつく。一 方の雌花は、雌株の葉腋から花茎を伸ばして下向きに短い穂状の花序を垂らし、花序にかたまるように苞に包まれた紫褐色の花をつける。雌花につく苞は、先端が尖り、濃紫色の模様がある。雌花は受粉後 に成熟して果実となると赤紫色を帯びる。
花  期 8-10月
名前の由来 鉄「カナ」の意味があって、茎が強いという意味で、「ムグラ」とはよく茂る雑草という意味があり、茎が強くよく茂る雑草ということから 「カナムグラ」と呼ばれたとされています。

撮影:2012/9/10 撮影:2012/9/10 撮影:2012/9/10 撮影:2012/9/10
撮影:2012/24 撮影:2013/9/5 撮影:2013/9/5 撮影:2013/9/5