学 名 |
Boehmeria nivea var. nipononivea |
別 名 |
苧麻(ちょま)、青苧(あおそ)、紵(お)、山紵(やまお)、真麻(まお)、苧麻(まお)。 |
分 類 |
多年生植物、イラクサ科 カラムシ属 |
原産・分布 |
東アジア・東南アジア・南アジアに広く分布する。日本では本州以南の各地に広く分布する |
特 長 |
茎はまっすぐに立つか、やや斜めに伸びて高さ1-1.5mに達する。葉の大きさは最大15cmほどで、縁に細かい鋸歯(ギザギザ)があり、 つやがない。
若葉は細かいしわがあり縮んだ状態である。葉の裏側は細かい綿毛が密生していて白く、ふとしたことで葉が裏返ると白く目立つ。葉は茎に互生し、根元に近い葉ほど大きく、葉柄も 長くなる。葉柄の根もとに
小さな花が房状につく。雄花と雌花があるが雌雄同株で、雌花が株の上のほうにつく。風によって花粉を運ぶ風媒花で、鮮やかな花びらもなくあまり目立たないが、カラ ムシが多い地域では花粉症の原因ともな
る。林の周辺や道端、石垣などのやや湿った地面を好む。地下茎を伸ばしながら繁茂するので群落を作ることが多い。刈り取りにも強く、地下茎を取り除か なければすぐに生えてくる。地上部の高さは1mほどだ
が、半日陰で刈り取りがない環境では秋までに高さ2mに達し、株の根元付近が木化(木質化)する。地上部は寒さに弱く、霜が降りると葉を黒 褐色にしおれさせ枯れてしまうが、地下茎は生き残って翌春には再び
群落を形成する。細い茎は葉と共に枯れてしまうが、太い茎は冬を乗り越え、春に新芽を吹く。茎の皮から採れる靭皮繊維は麻 などと同じく非常に丈夫である。
【引用:ウイキペディア】 |
花 期 |
8ー10月 |
名前の由来 |
カラ(茎)を蒸して繊維をとることが由来。 |