学 名 |
Pertya robusta |
別 名 |
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分 類 |
多年草、キク科 コウヤボウキ属。日本固有種。 |
原産・分布 |
本州(宮城県以南のおもに太平洋側)、四国、九州に分布。山林のやや乾いた林縁や林下に生育する。 |
特 長 |
根茎は横にはい、結節がある。茎は硬くて細く、直立して高さは30-90cmになり、分枝はせず、数個が叢生することがある。茎は毛が無いか、
または茎上部にまばらに短毛がある。葉は、茎の中部にやや集まって互生し、10cm以上になる長い葉柄があり、茎同様、柄に毛が無いもの、またはまばらに短毛が生えるもがある。葉身は卵円形から卵状長
楕円形または倒卵形で、長さ10-20cm、幅6-14cm、先は鋭く、基部は円形またはくさび形になり、縁に粗い歯牙があり、縁に短毛が生える。葉の両面は毛が無いか、まばらに短毛が生え、裏面はやや白色を
おび、葉脈の細脈は目立たず、主脈上にまばらに短毛が生える。花序につく葉は無柄で卵形、上部にいくにしたがって次第に小さくなり、鱗片状にまでなる。頭状花序は茎上部に穂状または総状につき、花
序分枝に数個が単生または双生する。花柄は無いか短い。総苞は長さ18-30mmになる円柱形で、総苞片は8-10列ほどあり、覆瓦状に重なって並び、無毛か短毛が生え、しばしば縁が褐紫色をおびる。小花は両
性の筒状花のみからなり、白色の花冠が5深裂し、裂片は線形でねじれる。頭花あたり9-14個の小花がつき、花床には密に短い剛毛が生える。果実は長さ10mmになる痩果で毛は無く、白色から淡褐色の長さ13
-15mmになる冠毛がある。
【引用:ウイキペディア】 |
花 期 |
9-10月 |
名前の由来 |
「柏葉白熊」の意で、「柏葉」とは、葉の縁にまばらに粗い歯牙があるようすがカシワ(柏)の葉に似るため、
「白熊(ハグマ) 」とは、僧が使う仏具である払子や兜などにつけるのヤクの尾の毛でつくった飾りをいい、花冠の細長い裂片のようすをそれに見立てたもの。 |