四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
クララ(眩草)
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学  名 Sophora flavescens var. angustifolia 
別  名 苦参、キツネノササゲ(狐の大角豆)
分  類 大型で多年生の草本、マメ科 クララ属
原産・分布 本州、四国、九州に分布。日当たりの良い草原、山野の道ばたや土手などに、大株になって自生する
特  長 高さ50 - 150 cm。葉は互生し、小葉15から41枚からなる奇数羽状複葉は、全体が長さ15から25 cmになる。小葉は長 楕円形で一つの長さ2、3 cm。 花期は茎、枝の先に薄黄色の蝶形花が総状花序になってつき、下から咲き上がる。花が終わると、数個の種子が莢に収まり、種子の間がくびれた莢が ぶら下がる。全草有毒であり、 根の部分が特に毒性が強い。根または、外の皮を除いて乾燥したものは、苦参(くじん)という生薬。
花  期 6〜7月
名前の由来 根を噛むとクラクラするほど苦いことから、眩草(くららぐさ)と呼ばれ、これが転じてクララと呼ばれるようになったといわれる。

撮影:2012・8・16 撮影:2012・8・16 撮影:2012・8・16 撮影:2012・8・16
撮影:2013/8/25 撮影:2013/9/20 撮影:2014/7/5 撮影:2014/7/5
撮影:2014/7/5 撮影:2014/7/5