学 名 |
Cardamine tanakae Franch. et Savat |
別 名 |
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分 類 |
越年草、アブラナ科 タネツケバナ属 |
原産・分布 |
本州・四国・九州に分布。人里・田畑,山地・低山,森林・林縁などに生える。 |
特 長 |
全体に毛が生え、コンロンソウより小型。葉は長さ5〜13pの奇数羽状複葉、小葉は3〜7個つき、頂小葉が最も大きい。 葉柄の基部は耳状に茎
を抱くことが多い。小葉は長さ1〜3pの円形〜惰円形、有柄、葉縁に粗い不規則な鋸歯がある。茎の上部に短い総状花序をつけ、花は直径約1pの白色4弁花。花弁は長さ5〜7o。 コンロンソウより花期がやや早い。長角
果は長さ18〜25oの線形、毛が密生し、種子が1列に入る。最近は兵庫県、宮城県、岡山県だけでしか確認されていない絶滅危惧種のオオマルバコンロンソウは 毛がまばらで、普通、3小葉。長角果は長さ20〜27o、無毛。
ミツバコンロンソウは小型、毛が少なく、葉が3小葉。小葉は卵状披針形、葉先が尖り、鋸歯が鋭い。長角果は無毛。
【引用:三河の植物観察】 |
花 期 |
4ー5月 |
名前の由来 |
小葉の先が鋭三角形状の狭長楕円形であるコンロンソウに対して、円形〜卵型であることから。 |