学 名 |
Solanum maximowiczii |
別 名 |
|
分 類 |
つる性多年草、ナス科 ナス属 |
原産・分布 |
日本固有種。関東以西〜九州、沖縄に分布。山地の林縁に生える。 |
特 長 |
全体に無毛。葉は葉柄があり、長さ5〜10p、幅1.5〜4pの狭楕円形〜狭卵形、先はやや尾状に細くなり、基部は楔形〜円形。 若葉には点状の突起毛がまばらにある。直径約1pの白色〜淡紫色の花を集散花序につける。花冠は5深裂し、基部が緑色を帯び、裂片が反り返る。液果は直径7〜10oの球形、赤く熟す。種
子は形がややいびつ、長さ2.5〜3o、扁平、淡褐色、周囲に翼がある。三ヶ根山周辺では花は白色が普通である。類似のヒヨドリジョウゴは、全体に毛が生え、下部の葉の基部がアサガオの
ように横に張り出し、浅い心形。ヤマホロシは花の基部が濃紫色であり、葉の基部が横に張り出すことがあり、円形〜切形で、若葉に短毛がある。
【引用:三河の植物観察】 |
花 期 |
8ー9月 |
名前の由来 |
近縁のヤマホロシに比べ葉が広いことから。。 ホロシについては、ヒヨドリジョウゴの古名説や、実がホロシつまり湿疹に似るからなどの説があるが、どれも決定的とは言えないらしい。 |