四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
メマツヨイグサ(雌待宵草)
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学  名 Oenothera biennis
別  名
分  類 2年草、アカバナ科 マツヨイグサ属
原産・分布 北米原産の帰化植物。道端や荒れ地などに生える雑草。
特  長 秋に芽生えてロゼットで越冬し、初夏に開花・結実して枯死する。このようなライフサイクルの草本を越年生 草あるいは二年草とよぶが、生育期間は実質一年間以内なので、一年生の草本である。姿形はオオマツヨイグサとよく似ているが、オオマツヨイグサよりも花の大きさが小さいことから、 メマツヨイグサの名前が付いた。このほか、荒れ地に生育する傾向が高いことから、アレチマツヨイグサの異名もある。花は夕方から咲き始め、朝にはしぼむ1日花である。花粉は虫に運 ばれやすいように、糸でつながっている。マツヨイグサの仲間の花を横から観察すると、花の下に長い茎のようなものがあり、その下側に種子が形成される果実の部分があることがわかる。 果実の部分から上部は脱落するので、花弁と萼の下側の長い茎のように見える部分は花柄ではなく、子房と花弁などを連結するものであることがわかる(子房下位)。花の基本数は4であ り、雌しべの柱頭は4つにわかれ、花弁・萼は4枚、雄しべは8本。良く似たオオマツヨイグサは花の直径が約8cmと大きく茎に赤色の斑点が入る事があります。
【引用:岡山理科大学生物地球学部生物学科】
花  期 7-9月
名前の由来 小さいマツヨイグサという意味で付けられた。

撮影:2015/9/24 撮影:2016/7/8 撮影:2016/7/23 撮影:2016/10/3
撮影:2016/10/4 撮影:2016/10/4 撮影:2017/7/28 撮影:2017/7/28