四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
メヤブマオ(雌薮苧麻)
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学  名 Boehmeria platanifolia
別  名
分  類 多年草、イラクサ科 カラムシ属
原産・分布 北海道〜九州の山地の林内、道端ややぶに生える
特  長 草丈は薬1m。茎は直立ないし斜上する。葉は、長さ10〜20センチの卵円形で薄く、 先が3裂して中央裂片がとがり、対生し、 基部は切形で、粗い鋸歯があり、両面に短毛がある。茎の下部の葉腋に淡緑色の雄花の穂が出る。 茎先や上部の葉腋に雌花が球形に集まってまばらに並んだ穂が出る。 花弁はよく見えない 。雌花序の形は、 ヤブマオ にくらべると、 少し細い、雌花の球の間に隙間がある、 などの違いがある。雌雄同株であるが、雌花だけで種のできることも多い。そう果が穂状につく。よ く似た仲間に アカソ、 クサコアカソ、 ヤブマオ、 メヤブマオ、 カラムシ、 イラクサ などがある。
花  期 8ー9月
名前の由来 ヤブは薮、マオは苧麻でカラムシのことである。 ヤブマオに似ているが、葉が薄く花序が細いなど、全体が華奢に見えることからメ(女)が付けられた。

撮影:2012/10/17 撮影:2012/10/17 撮影:2008/10/3 撮影:2012/10/17
撮影:2012/10/17 撮影:2012/10/17 撮影:2012/10/21