四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草)
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学  名 Oxalis corymbosa
別  名 キキョウカタバミ(桔梗片喰)
分  類 カタバミ科 カタバミ属
原産・分布 南アメリカ原産。江戸時代末期に観賞用として導入された。
特  長 背丈は約30cm、地下に鱗茎があり、地上には葉と花柄だけを伸ばす。葉は三出複葉、小葉はハート形、裏面の基部に 黄色い 腺点がある。 地下の鱗茎の下部から太いやや透明がかった牽引根を出す。この牽引根と鱗茎の間に木子(微細な小球根)をびっしりと付け非常に旺盛な繁殖をする。牽引根が夏場に縮み、木 子を広げていく。日本では夏場になるとサビ病が多発してその後夏場は休眠する場合が多い。花は主に春~初夏に咲き、葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、先端に数輪を散形花 序につける。花は青みのある濃い桃色で花筒部奥は白く抜け、花の中心部に向けて緑色の筋が入る。植物体の栄養状態や環境に起因して花色が異なる場合もあるが、同じ環境で育ててみる と殆どが同じ花色になってしまう。日本では本種は種子を付けない。繁殖は牽引根と鱗茎の間に無数に生じる木子(茎の下部の節のえき芽が肥大してできる小鱗茎)で行われる。良く似た 「イモカタバミ」は葯が黄色、「ベニカタバミ」は 、葉が直径約2cmと小さく、小葉は切れ込みの浅い倒心形。花を2〜3個着ける。
【引用:ウイキペディア】
花  期 6ー7月
名前の由来 花色が淡紅紫色のカタバミであることに由来。

撮影:2007/7/8 撮影:2006/6/22 撮影:2012/6/29 撮影:2012/6/29