四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ナツトウダイ(夏燈台)
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学  名 Euphorbia sieboldiana
別  名
分  類 多年生草本、トウダイグサ科 トウダイグサ属
原産・分布 北海道〜九州に分布。丘陵地や山地に生育する。
特  長 名前は夏だが、開花は春。地下茎は細くて横に這い、地上に直立する茎を出す。茎は高さ40cm前後に伸び、途中には茎葉を互生する。 全体に緑色だが茎と茎葉は紫紅色を帯びることも多い。葉には柄がほとんどない。茎葉は倒披針形から細長い楕円形で扁平で滑らか、縁は滑らか。有毒植物で、切ると白い汁が出る。 茎の先端にはやや菱形を帯びた長楕円形の葉が5枚、平らに輪生し、そこから花序が上に出る。まず5本の枝が傘状に広がり、その先端に杯状花序が付き、その基部から二叉分枝した枝が出て先端に杯状 花序をつける、ということを繰り返すことで平らに広がった花序全体が出来上がる。また、杯状花序の基部には1対の総包がつく。総包は三角状卵形から卵状広楕円形。 花期は春。子房の外面も果実の外面も平滑。この属の持つ杯状花序では、基部にある小総包がお椀のような形になっており、その縁に3個の腺体がまるで花弁のように並ぶが、この種ではこれが両端が尖 って外に突き出て、上から見ると三日月型になっている。この部分は暗赤紫色になって目立つ。椀状の小総包からは1本の雄しべからなる雄花数本と1本の雌しべからなる雌花1本が出て、雌花は小総包から柄を伸ばして横を向く。
【引用:ウイキペディア】     
花  期 4ー5月
名前の由来 花期が夏というのが名前の由来だが、実際の花期は春〜夏。

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