四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ネジバナ(捩花、綟摺)
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学  名 Spiranthes sinensis var. amoena Spiranthes
別  名 モジズリ(綟摺)。名前の由来:百人一首から。 「みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに」という百人一首があり、 このなかの「もじずり」がネジバナを指すと言われています。
分  類 多年草、ラン科 ネジバナ属
原産・分布 日本全土に分布。湿っていて日当たりの良い、背の低い草地に良く生育する。
特  長 花色は通常桃色で、小さな花を多数細長い花茎に密着させるようにつけるが、その花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く。 右巻きと左巻きの両方 があり、中には花序がねじれない個体や、途中でねじれ方が変わる個体もある。右巻きと左巻きの比率は大体1対1である。花茎から伸びる子房は緑色で、茎に沿っ て上に伸び、その先端につく花は真横に向かっ て咲く。花茎の高さは10-40 cm。花は小さく、5弁がピンク、唇弁が白。花のつく位置が茎の周りに螺旋状であるため、花茎の周りにピン クの花が螺旋階段のように並ぶことになる。この螺旋は右巻きと左巻き の両方が見られる。コハナバチのような小形のハナバチなどが花粉塊を運んで他花受粉が起こる。訪花昆虫が入り 込めない隔離温室内などで開花した個体の場合、基本的にはほとんど結実がみられない。しかし 長期にわたって花粉塊が運び去られないと、これが崩壊して柱頭に降りかかり、自家受粉 を成立させる場合もあることが知られている。葉は柔らかく厚みがあり、根出状に数枚つける。冬期は楕円形だが生育期 間中は細長く伸びる。根は極めて太短く、細めのサツマイモのよう な形で数本しかない。ごく稀に真っ白い花をつける個体(シロネジバナ、シロバナモジズリ)が見られる。
【引用:ウイキペディア】
花  期 4-9月
名前の由来 花穂がらせん状にねじれることにちなむ。

撮影:2013/7/24 撮影:2013/7/15 撮影:2013/7/24 撮影:2013/7/24
撮影:2013/7/28 撮影:2014/7/16 撮影:2014/7/16