学 名 | Cuscuta japonica |
別 名 | |
分 類 | つる性一年草、ヒルガオ科 ネナシカズラ属 |
原産・分布 | 日本全土に分布。日当たりのよい山野でみられる。 |
特 長 | 葉緑素をもたない寄生植物で、宿主の種類は多いです。 発芽直後は土に根を張り、茎をのばして茎先が回旋運動をしながら寄生先の植物を探します。 ネナシカズラの茎が宿主の茎に触れると締め付けるように巻きつき、寄生根を出して、宿主から水や養分を吸収するようになります。 寄生根を出すと、地中の根は枯れます。 発芽後数日で寄主に寄生できないと枯れてしまいます。 茎は径1.5mmほどと太く、針金状で黄色または紫褐色を帯び、ふつう紫褐色の斑点があります。 茎から寄生根を出し、寄主から養分を吸収します。 葉は互生し、長さ2mm以下の三角形の鱗片状に退化しています。 短い穂状の花序を出します。 花は長さ3〜3.5mmほどと小さく、白色で、花冠は鐘形で5裂します。 萼は基部まで裂けます。 果実は長さ4〜5mmで長球形の刮ハとなり、下部が横に裂けます。 果実ははじめ花冠をかぶっていますが、のちに花冠は脱落します。 |
花 期 | 8〜10月 |
名前の由来 | 種子から発芽したときには根があるが,他植物に寄生しはじめると基部は枯れ,名前のように〈根なし〉になることから。。 |
撮影:2012/9/13 | 撮影:2012/9/13 | 撮影:2012/11/19 | 撮影:2012/11/19 |
果実 撮影:2016/1/15 | 撮影: | 撮影: | 撮影: |