学 名 |
Cirsium japonicum |
別 名 |
コアザミ |
分 類 |
多年草、キク科アザミ属。 |
原産・分布 |
本州、四国、九州に分布。日当たりのよい山野に生える。 |
特 長 |
茎の高さは60 - 100cm ほどになり、上部で枝分かれする。葉はタンポポにも似た形で、多形で変化があり、羽状に中裂し、葉縁にある鋸歯の先は硬くて鋭いと
げになっている。茎につく葉は互生し、基部は茎を抱く。地際にある根生葉は花期まで残っている。 花期は初夏から夏(5 - 8月)で、アザミ属の中では春咲きの特徴をもつが、まれに10月まで咲いているものも見られる。花は、枝の頂に上向きに直立して頭花がつく頭状花序で、すべてが筒状花(管状花)で構成され、直径は4
- 5 cmある。花の色は紅紫色がふつうであるが、淡紫色であったり、まれに白色のものもある。はじめは筒状花から雄しべが現れて、昆虫などが花を刺激すると、接触運動により雄しべから花粉が湧き出てきて、昆虫に花粉を与
える。雄しべが引っ込むと、続いて雌しべが現れて、花粉をつけた昆虫の媒介によって受粉する。頭花の外側にある総苞は緑色の球形で、総苞片は反り返らず、直立して先端は鋭いとげになり、粘液を出して背面はよく粘る。若い茎は山菜として食用になる。
【引用:ウイキペディア】 |
花 期 |
5-8月 |
名前の由来 |
「野に咲く薊」の意味。「薊」は、「草冠」+「魚」+「刀」からなる字で、「魚」はトゲトゲした骨があることを表している。 つまり、「薊」はトゲがあって、刀のように刺す草の意味。 |