学 名 | Dunbaria villosa |
別 名 | ヒメクズ(姫葛)。名前の由来:小型のクズといったイメージがあることから。 |
分 類 | つる性多年草、マメ科 ノアズキ属 |
原産・分布 | 本州、四国、九州に分布。山野のの日当たりの良い野原などに生える。 |
特 長 | 全体に毛が多く、葉、萼、茎に橙色の腺点がある。葉は3小葉。小葉は長さ1〜3pの菱形状。花は黄色、長さ1.5〜2pで、栽培されるアズキの花と同じ蝶形花。 旗弁は左右不対称、左右の翼弁も大きさが異なる。竜骨弁(舟弁)の先は鉤状に曲がる。萼は先が不等に5裂し、腺点、白毛が多く、基部が球形になる黄色の長毛が散生する。豆果は扁平、腺点があり、3〜8個の種子が入る。熟すと果皮 が裂開し、ねじれてV字形になる。豆は長さ約4o、表面にうずら卵のような模様がある。 栽培されているアズキの原種といわれるヤブツルアズキは腺点がなく、葉がやや大きく、葉の形が異なり、豆果が線形。 タンキリマメやトキリマメは花が長く、豆果が赤く熟して短い。 |
花 期 | 7-8月 |
名前の由来 | 属が異なるがアズキの花と縒れている点がよく似ているためである。 |
撮影:2015/8/14 | 撮影:2014/8/14 | 撮影: | 撮影: |
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