学 名 | Sonchus oleraceus |
別 名 | ハルノノゲシ、ケシアザミ |
分 類 | 越年草、キク科 ノゲシ属 |
原産・分布 | ヨーロッパ原産、日本全土に分布。各地の道端や畑に自生する |
特 長 | 史前帰化植物の1つであり、荒れ地や空き地などに生育している。秋に芽生え、ロゼットで越冬し、 春から夏にかけて茎をも
たげて花を付ける。種子の綿毛は絹状の毛であり細い。茎や葉を傷つけると乳液が出る。ロゼット葉は苦いが、食用になるという。同じ属のオニノゲ シと比べると、葉の質は柔らかくて鋸歯の先端は棘と
はならない点で区別できる。葉は茎を抱く。茎の高さは50-100cm程で軟らかく中に空洞がある。ノゲシの葉は柔らかく、茎 の下部から中部に付く葉は羽状に深裂する。上部の葉は分裂せず、無柄となって
茎を抱く。鋸歯の先端は尖るが棘とはならず、さわっても痛くない。葉の縁はやや内巻きする。 葉脈は裏面に突出しない点や鋸歯の先端が棘にならない点はオニノゲシとの区別点である。ハルノノゲシの
別名を持つことでわかるように、春から初夏にかけて多い。しかし、 真冬にも開花が見られる、。頭花の直径は2cmほど。稔ると総苞は反り返って綿毛は丸い玉になる。痩果は褐色に熟し、表面に微細な
横皺があるので、肉眼では光沢がないように 見える。 【引用:岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科】 |
花 期 | 春〜夏 |
名前の由来 | ノゲシはケシの葉に似ていることによっており、春に開花することからアキノノゲシに対してハルノノゲシともよばれる。 |
撮影:2012/5/22 | 撮影:2012/11/4 | 撮影: | 撮影:2016/3/28 |
撮影:2014/4/7 | 撮影:2018/5/13 | 撮影:2013/5/14 | 撮影:2016/12/16 |