四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ノハラムラサキ(野原紫)
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学  名 Myosotis arvensis
別  名
分  類 一年草または越年草。ムラサキ科 ワスレナグサ属
原産・分布 ヨーロッパ原産の帰化植物。
特  長 全体に白色の軟毛が多くはえます。茎は枝分かれして、葉には根出葉と茎葉があり、ともに単葉で、全縁です。茎につ く葉は互生し、 長楕円形です。根出葉と茎の下部につく葉には葉柄があります。根出葉は開花期には枯れています。花はさそり型花序につきます。花冠は径3mmほど、はじめから淡い青色で、5裂 します。萼筒部には先が曲がった鉤状の毛が密にはえます。花柄は萼より長くなります。花にも花序にも苞はつきません。果実は分果で黒色に熟し、光沢があります。よく似た ワスレナグサは花が直径8mmと大きく、萼には平 伏した短毛がある。ノムラサキは葉と同形の苞葉の間に直径3mmほどの淡青紫色の花を1つずつつける。
花  期 春〜夏。
名前の由来 根から紫色の染料をとったことから。ノハラは山野に生えることから。

撮影:2019/5/3 撮影:2019/5/3 撮影:2019/5/12 撮影:2019/5/12