四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
オヘビイチゴ(雄蛇苺)
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学  名 Potentilla anemonifolia
別  名 オトコヘビイチゴ
分  類 多年草、バラ科キジムシロ属
原産・分布 本州〜九州の水田のあぜ、野原などの湿ったところに生える
特  長 茎は地表をはい、全体に軟毛がある。根生葉は長い柄がある掌状複葉で小葉が5枚つくが、上部のものでは1〜3枚となる。 小葉は狭い長楕円形で長さ2〜5cm、表面は無毛で、裏面の脈上と縁には毛が散生する。花は直径約1cmの黄色の5弁花で、茎の上部に多数集散状につく。副萼片は萼片と同形、ほぼ同大で5個ずつある。 果実は褐色のそう果で、果床が膨らまない。花はヘビイチゴと良く似るが、ヘビイチゴの小葉が三枚に対し、オヘビイチゴは5小葉の掌状なので(上部の葉は3小葉)区別がしやすい。 近縁種にヘビイチゴ、キジムシロなど。
花  期 5-6月
果  実 痩果で他の苺のように赤くならない。

撮影:2016/5/6 撮影:2016/5/6 撮影:2018/5/3 撮影:2019/5/16
撮影:2017/6/15 撮影:2016/4/6 撮影:2016/12/2 撮影: 果実