四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
オケラ(螻蛄)
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学  名 Atractylodes japonica
別  名 ウケラ、カイブシ
分  類 多年草、キク科 オケラ属 雌雄異株
原産・分布 本州・四国・九州に分布。日当たりと水はけがよい山野や丘陵地、山地に生え、草原や林中、林縁でよく見られる。
特  長 春の芽出しは白い絹毛があり、芽が伸びるにつれて茎も葉も堅くなる。葉は互生し、茎の下部の葉は羽状に裂けて、奇数羽状複葉になる。 葉身は堅く 、 葉縁には細かいトゲ状の鋸歯がある。花序の下につく葉は羽状になる。花期のころになると、根葉はなくなる。茎頂に白色または淡紅色で目立つ花をつけ、アザミに似た筒状花だけの房状 の頭状花序となる。雄しべと 雌しべの両方を持つ両性株と、雌しべだけが機能する雌株がある。花は、魚の骨を想起させる苞葉に囲まれているのが特徴的である。果実は痩果で、暗褐色で、形は狭楕円 形でやや平たい。果皮には長い伏毛が上向き に密生する。痩果よりも長い長さの揃った冠毛が多数つき、淡褐色で羽毛状である。果実期も、独特な苞葉が残る。[近縁種とともに生薬として用いられ る。根茎は薬用部位になり、蒼朮(ソウジュツ)、日本薬局方 では白朮(ビャクジュツ)と称する生薬で。
【引用:ウイキペディア】
花  期 9-10月
名前の由来 万葉集で「ウケラ」という名で歌が詠まれいて、言葉が変かをして「ウケラ」から「オケラ」になったとの説がある。。

撮影:2012/9/29 撮影:2011/9/27 撮影:2012/9/29 撮影:2012/9/29
撮影:2012/9/9 撮影:2012/9/11 撮影:2013/1/2 撮影:2012/7/26