学 名 | Plantago asiatica |
別 名 | 車前草 |
分 類 | 多年草、オオバコ科 オオバコ属 |
原産・分布 | 日本全土に分布する。高地から平地まで、道端などによく生える雑草。 |
特 長 | 花茎のほかは茎は立たず、地面に埋まっている。 葉は葉と同じかそれより長い葉柄があり、 形は楕円形か卵形から広卵形もしくは、さじ形をしており、多くは根生葉で根元からロゼット状に四方に広がり多数出る。葉には毛はほとんど生えておらず、5- 7条の葉 脈が縦に平行に走り、基部に浅い切れ込みがあり、生育状態が良いと葉の縁は波打つ。 花は風媒花で、棒のように細長い10 - 30cmの長さの花茎を出す。花茎の頂に長い 緑色の穂に花がびっしりと密につき、白色もしくは淡い紫色の小花が下から上に向かって順次咲く。萼は4枚あり、花冠はロート状で4裂する。花には雌性期と雄性期があ って、雌性先熟で、雌蕊が先に萎れてから、長くて目立つ白い雄蕊が出る。果実は刮ハで長楕円形をしており、熟すると円錐状の上半分が帽子のように横にとれて、中か ら5 - 8個の種子が現れる。種子は平たい長楕円形。種子は果実からこぼれ落ちるほか、雨などに濡れるとゼリー状の粘液を出してべたつき、動物など他のものに付いて遠 くに運ばれて分布を広げていく。葉は薬草で漢方薬に。消炎、利尿、下痢止め作用などがあり漢方薬として商品化されている。 |
花 期 | 4〜9月 |
名前の由来 | 葉が広く大きいことから |
撮影:2012/9/30 | 撮影:2012/9/30 | 撮影:2012/9/30 | 撮影:2014/7/3 |
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撮影:2014/7/3 | 撮影:2014/7/3 | 撮影:2015/8/21 |