四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
オオイヌタデ(大犬蓼)
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学  名 Persicaria lapathifolia
別  名
分  類 一年草、タデ科 イヌタデ属
原産・分布 日本全土。畑や道端、荒れ地などに生える。
特  長 サナエタデによく似ている。茎の下部は節が膨らみ、よく分枝する。葉は長さ15〜25pの披針形、基部は楔形、葉縁に毛があり、 葉の中央脈に長三角状の伏毛がある以外はほぼ無毛。托葉鞘は膜質で縁毛は長さ1o以下。葉裏には明瞭な腺点がある。葉の側脈は20〜30対。円柱状の総状花序は長さ3〜10pと長く、花が密に つき、幅が太く、先が垂れる。花柄は腺毛がある。花被は淡紅色〜白色、花被は4裂し、腺点があり、花後も痩果を包んで残る。痩果は直径約2oの扁平な円形、両面が少し窪む両凹レンズ形、 花被の脈は先が2分岐し、釣針状に曲がる。果実の色は黒色でなく、褐色〜黒褐色。
花  期 6〜10月
名前の由来 イヌタデより大きくて役に立たないタデ・・

撮影:2012/8/30 撮影:2012/8/30 撮影:2012/8/30 撮影:2012/9/13
撮影:2012/9/13 撮影:2014/8/15 撮影:2014/9/8 撮影:2014/9/11