四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
オオケタデ(大毛蓼)
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学  名 Polygonum orientale
別  名 オオベニテデ、ベニバナオオケタデ(紅花大毛蓼)、ハデコブラ
分  類 一年草、タデ科 イヌタデ属
原産・分布 インド、マレーシア、中国など熱帯アジア・東南アジアの原産。野生化して北海道から沖縄まで分布し、河原や道端、空き地、土手、野原、荒れ地などに生えている。
特  長 茎は直立して草丈は1 - 2メートル 、茎の太さは径3センチメートル にもなる。葉は、緑色をしており、長さ10 - 25 cm、 幅5 - 15 cmで卵形から広卵形、幅広で先は尖り、基部は円形または心形、両面に短毛が密生し、葉柄が長く互生する。側脈は10 - 20対あり]、葉の裏側には腺点がある]。鞘状の托葉は長 さ0.8 - 2 cmで筒形になって茎を抱き、頂部(上縁)は緑色草質でしばしば葉状に広がっており、縁毛がある。 茎が長く伸びて多数分枝した先には、イヌタデに似た花穂が穂状花序になっ てつく]。花穂は、長さ2 - 12 cm、径1 - 1.5 cmで、直立または稲穂のように先が下垂し、米粒大の花が密になって多数つく。花被は淡紅色から濃桃色で、まれに白色がある。花被の長さは 3 - 5ミリメートル 、花径は6 - 7 mmになり、花被は花弁ではなく、萼片が5枚ある。雄しべは7本、まれに8本で花被と同じ長さ程度あり、花の中央に2本、その外側に花被の内面に沿って5 本ある。雌しべは子房が円形で花柱は2裂する。 花後にできる果実は痩果で、長さ約3 mmの扁円形で黒褐色の果実が花被に包まれている。一年草であるが、前年生えていた場所に翌年生える。
【引用:ウイキペディア】
花  期 7ー11月
名前の由来 他のイヌタデ属(タデ)の植物に比べて大型で、草全体に細かい毛が密生していることに由来する。

撮影:2012/8/30 撮影:2012/8/30 撮影:2012/8/30 撮影:2012/8/30
撮影:2013/8/15 撮影:2013/8/15 撮影:2013/8/15 撮影:2013/8/15