四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
オオセンナリ(大千成)
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学  名 Nicandra physalodes (L.) Gaertn
別  名 センナリホオズキ(千成酸漿)、アップル・オブ・ペルー
分  類 一年草、ナス科 オオセンナリ属
原産・分布 南米ペルー原産。江戸時代末期に園芸用途で渡来しました。
特  長 茎は直立してやや分枝する。茎には稜がある。葉は先端が尖った長楕円形〜卵形で、荒い鋸歯があり、互生する。7〜10月頃、葉腋から花を咲かせる。 花は淡青紫色の鐘形で、花冠は浅く5裂する。萼は大きく筒状で、稜が目立つ。蕾のうちは下向き、花が咲くと上向きになり、花後また下向きになる。果実は液果で、袋状になった肥大した萼に包まれ、黄色っぽい薄茶に熟す。 種子は扁平な円盤形。有毒植物なので食べられませんが、切り花やドライフラワーなどに用いられます。 また、ハエ(蝿)が嫌いな匂いを出すということで、ユーカリや、ヤツデのように、ゴミ箱やトイレの近くに植えられます。
花  期 7-10月
名前の由来 同じナス科のセンナリホオズキよりも大きな実をつけることから

撮影:2014/10/12 撮影:2014/10/12 撮影:2016/10/16 撮影:2016/10/22
撮影:2014/2/3 撮影:2016/10/22 撮影:2016/10/22 撮影: