学 名 |
Gentiana scabra Bungevar. buergeri |
別 名 |
イヤミグサ(胃病み草)。古くはえやみぐさ(疫病草、瘧草) |
分 類 |
多年生植物、リンドウ科 リンドウ属 |
原産・分布 |
関東地方以西の本州、四国、九州に分布。、山地、丘陵地、湿った山野、草原に自生する。 |
特 長 |
根は、黄白色のひげ根状に何本も伸びる。茎は直立または斜め上に伸び、高さは20 - 100cm、葉は対生し、 笹に似た卵状皮披針形で、
葉柄はなく茎を抱く。葉身は細長く、3条の脈があり、指でこするとざらつき感がある[4]。葉縁には鋸歯はないが、ルーペで見ると小さな突
起がある。花期は秋(9 - 11月ころ)で、茎頂や上部の葉腋に太い蕾を出す。花は晴天の時だけ開き、やや大型で鐘形のきれいな青紫色で、上向きにいくつも咲かせる。
果実は刮ハで、枯れた花冠や萼に包まれたまま突き出し、熟すと縦に2裂する。種子は長さ1.5- 2mm ほどでごく小さく、種皮には縦長に網目模様がついている。また、
種子には翼がついていて風に乗って飛散される。根は生薬のリュウタン(竜胆/龍胆)の原料のひとつとして用いられる
【引用:ウイキペデア】 |
花 期 |
9-10月 |
名前の由来 |
中国植物名(漢名)の竜胆/龍胆(りゅうたん)の音読みに由来し、中国では代表的な苦味で古くから知られる熊胆(くまのい)よりも、
さらに苦いという意味で「竜胆」と名付けられた。 |